フリーランスが契約トラブルに巻き込まれないための対策

こんな時はどこに相談すればいいの?

契約トラブルへの対策とは?

契約トラブルへの対策とは?

必ず契約書を交わすこと

契約トラブルを防ぐための対策として何よりも大切なのが、契約書を交わすことです。口約束だと契約トラブルが発生するリスクは一気に高まってしまいます。契約書はクライアントとの間で合意された内容を明記している重要な証拠です。
フリーランスが扱う契約書にはいくつかの種類があります。一般的なのは業務委託契約書です。特定の業務を請け負う際に締結する契約書です。業務を通じて得た情報を外部に漏らさないようにするために、秘密保持契約書を交わすケースも多いです。その他だと、特定の成果物の完成を目的とする請負契約や、業務の遂行そのものに対して報酬を支払う準委任契約などがあります。契約トラブルに巻き込まれないためにも、適切な契約書の種類を理解しましょう。

契約書で確認すべきポイント

契約書を作成する際、特に確認すべきポイントとしてまず挙げられるのは、報酬と支払い条件に関する記載です。報酬額や支払時期、支払い方法などが明記されているか確認してください。源泉徴収の有無についても確認しておきましょう。曖昧な表現ではなく、金額や支払いの期限、振込先などが具体的に記載されている契約書が望ましいです。
業務内容や範囲についても確認が必須です。ウェブサイト制作の案件を例に挙げると、「ウェブサイトのデザイン」という表現ではなく、「トップページと下層8ページのデザイン、およびコーディング」といった明確な定義が望ましいでしょう。業務の途中で変更が生じた場合の追加費用や納期調整などについての記載も必要です。
また、納品物の定義についても確認しましょう。ファイル形式や完成基準などです。検収期間や修正対応の有無など、クライアントの検収方法も明確にしておいてください。これらが曖昧な場合、認識の違いから納品後にトラブルに発展するリスクが高まります。

契約トラブルが起きた場合

自身が契約トラブルに巻き込まれてしまった場合は、感情的にならず冷静に事実確認を行いましょう。関係する資料やクライアントとのやり取りの履歴などを整理して、何が問題なのかを把握します。こういった証拠は、専門家への相談時にも役立ちます。
この証拠を基に具体的な問題点をクライアントに伝え、解決策を提案し、合意形成を目指しましょう。このやり取りについても、口頭だけでなくメールなどで記録を残してください。議事録を作成してクライアントにも確認してもらいましょう。何よりも、その場の感情や勢いで対応するのではなく、あくまで論理的かつ建設的に話し合うことが大切です。